八ヶ岳ファミリーリトリート&焚き火塾

ゴールデンウィークの初日、
家族で八ヶ岳の原村を訪れました。
私自身が行きたいという理由もあったけど
一番は夫の仕事上のストレスが心配だったから。
なんだか最近ギスギスしてるし
家族で話す時間もなくて。
コロナでおうち時間が増えた分
外で発散する時間がない。
子どもたちが大きくなって
外出しなくても過ごすことはできるけど
家族でアウトドアを楽しむ時間も
なくなったなぁ。
そんなことを感じていたので
大好きな原村に家族で行ってきました。

一番の目的は「焚き火塾」。
BASE8 主宰でネイチャー・ナビゲーター/タキビストの岩崎さんがプロデュースしている、
焚き火を通じて生きる力を育むプログラム。
夫と息子たちは岩崎さんと「はじめまして」でしたが、岩崎さんのお人柄もあり
すぐにうちとけてくれました。
焚き火塾では薪の調達からはじまり、
火起こし~薪の組み方~煮炊き~後始末
まで体験。
薪の調達も、薪割り体験からさせてもらったので子どもたちも楽しそう。

私は人生二度目の薪割り。
一度目も岩崎さんに指導してもらいました。
一度目よりうまくなったかな??
火起こしは長男がドハマり。
ずっと火が付くまで練習してましたよ。
好きなことは集中してやるタイプ。

焚き火が人の人生と同じで
赤ちゃんの火から幼児期、青年期
そして年老いて死んでいくまで
と例えられていたのがとても印象的。
私はうまく火はつけられなかったけど
小さな赤ちゃんの火を大切に育てましたよ。
やっぱり母親だな。
煮炊きでは飯ごうとダッチオーブンが登場。

好き嫌いの多い子どもたちのために
メニューはカレーにしてくれました。
野菜を切るところから炒めて煮るまで
すべて子どもたちに作ってもらいました。
できあがったカレーは恐ろしくうまい!

なんだろう。
ダッチオーブンのおかげもあるけど
環境なのかな。
森の新鮮な空気の中、
気持ちが良くて、楽しくて。
岩崎さんが焙煎したコーヒーも最高。
最近コーヒーを飲みだした長男。
家ではインスタントコーヒーばかりだから
はじめは「飲めるかな?」なんて
言ってたけど、飲んでみたら
「おいしい!」って感激してました。

焼きマシュマロに焼きかりんとうに
コーヒーがまた合う!

最後は火の後始末を教えてもらいながら
みんなでシェアタイム。
子どもたち、かなり楽しかったようです。
焚き火は私にとって「癒し」だったけど
今回の体験で「生きる力」ってことを
学びました。
中2の長男はちょうど思春期まっただ中。
これから「生きる力」をつけていけば
モテるよね(笑)
小5の次男は今年、学校で野外生活が
あるから、その前の良い経験になったかな。
観光とは違う
家族旅行+アウトドア+体験。
家族で一緒に体験することで
子どもたちの成長を感じました。
長男は寒がりで
特に虫が苦手なので
正直ちょっと心配でした。
子どもたちが保育園~低学年のころ
家族でキャンプも行ったけど
小さすぎて何もできず
ただただ大人、とくに夫が
疲れるだけ。
子どもたちが大きくなってからは
キャンプ道具を出すのも億劫で
行くこともきっとこの先なさそうだから
処分しようかとも思ってました。
でも今回の体験で
シンプルにまた挑戦してみたい!
色々キャンプ用品も買ったけど
結局いらないんだなー。
シンプルが一番!
テントと焚き火だけで十分で
メニューも簡単なものにして
時間と空間を楽しむ。
長男に
「またキャンプしたくなった?」
と聞いてみたら
「やってもいいかも」
という返事でした。
やったね!

岩崎さんの焚き火塾はこちら
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